コラム

Column

病いは命(いのち)を輝かせるための愛のメッセージ!
  • 2022/06/06
  • 健康論
こんにちは、からだ道場【猫の穴】代表の稲田です。

治療家・セラピストとして悩みながらもかれこれ30年ほどやってきました。

その中から掴んだ自分なりの病に対する考えが、ある程度確信にかわってきたのでここにまとめてみました。

よかったらご笑覧ください。



治さない治し方!?病気や症状とは何なのか?


病気や症状の本質は、自分の歩んできた人生、人生観を見つめなおす「出口」です。

どういうことかというと、病気や症状は、心の内側を映し出す鏡のようなものとみるのです。

私たちの命(いのち)は、自分らしい生き方、本来の自分の人生軌道から外れてしまっていると、まるで警告アラームが鳴るように病気やなにかの不快な症状としてお知らせしてくれるんです。

それは、あなたのその生き方、エネルギーがズレてますよー!、あなたの本音を奏でて生きていませんよー!というお知らせです。

常に自分を内観する習慣を持っている方はいいのですが、私たちはそうはなかなかできてないことが多いと思います。

毎日大量の情報を浴びている時代ですから、思考過剰になりがちですね。

そして何が正しくて、何が間違いなのかさえもわからなくもさせられています。

いつの間にか、

世間一般の常識、親の価値観、学校の教科書で習った知識、有名人の考え方、マスコミの報道、会社組織の価値観、資本主義の価値観、特定の宗教観などなど

これらが無意識に正しい情報であるよう刷り込まれ、あたかも自分が判断しているかのように思ってしまったりもしますね。

そのような迷路に迷い込んで、さまざまな感情の渦に翻弄されて、自分の本来歩むべき道を見失ってしまったり。。

そこで、病気や症状という一見不都合な状態を患うことで、自分自身の内面を見つめ直す機会が与えられるのだ、と考えてみたらどうでしょう。


自分の生まれてきた使命、この世界に何のために生まれてきて、何をやりたかったのか?

そして最後に命(いのち)が尽きるときに、どういう思いであの世に還りたいのか?

ほんとは家族やまわりの人たちとの関わり方はどうありたいのか、誰と一緒に過ごしたいのか?


病気やなにかの症状があらわれるというのは、そんなことをゆっくりと考える機会となっているんだと考えてみるのはどうでしょう。

本来の自分の人生軌道に戻す機会、その「出口」になるのが、病気や症状だと思えれば、ただ早くこの病気さえ無くなればいいというものではないことに気づけないでしょうか。

そう思えた時、病いは人生のなかでとても大切な機会、気づきの大きなチャンスとなるのです。



病いや症状は消えゆくための結果


もっとはっきりいってしまうと肉体に現れた病気や症状、心のもやもやとして意識に昇ったものは「結果」なんです。

肉体面でのたとえでいうと、あなたは病院で胃潰瘍と診断されたとします。

胃潰瘍の原因は、胃に潰瘍が出きている、ピロリ菌がいる、胃酸過多になってるなど、病院で検査してもらったらいろいろと出てくるので、今の胃の状態が原因と言われるでしょう。

でも、そもそも潰瘍がなぜ出きたのか、ピロリ菌がなぜ悪さしたのか、胃酸がなぜ出過ぎたのか。

根本をたどると、その背景に本当の原因があったことに気づきませんか?

結果として、病気や症状が出てきたのであれば、それはもう「出口」にきたということです。

病気や症状が出るということは、何かが現象化しているということです。

現象化とは形として現れるということですね。

何かが現象化するには、エネルギーの働きがあります。

その目に見えないエネルギーの不調が物質化したのが、肉体の病気や症状や心の悩みです。

イーマ・サウンド®︎セラピー的にいうならば、メンタル体に雲がかかってチャクラがずれてしまい、エネルギー体のバランスが崩れてしまったことが肉体という形に現れたということです。



病気や症状として現象化する前の代表的なエネルギーが、メンタル体にある感情エネルギーです。

病気や症状のもとになるのは、潜在意識に鬱滞したネガティブな記憶と結びついた未解消の感情なのです。

病気や症状が出てきたということは、今まで潜在意識に鬱滞していた未解消なエネルギーが、顕在意識に上がってきて、物質化(現象化)してきたということです。

つまり、それは奥深くにあったものが、表面化してきたものです。

いうなれば、潜在意識に鬱滞していた未解消なエネルギーをいまここで解放してくださいよー、ということなのです。

表面化(現象化)したので、その問題は気づいてくれたならば、もうすぐ終わりますというサインでもあるんです。

でも、ほとんどの方は、病気が見つかったらそれをスタートにします。

もう終わりのサインなのに、スタート(入口)にして闘おうとします。

だから、病気と闘えば、闘うほどいつまでも良くならないのです。

自分には、こんなテーマがあって、ここが未解消な問題だったんだ!

そのことに気づいた時、気づかせてくれた病気に感謝までできれば、病気を「出口」にすることができるのです。



からだ道場【猫の穴】で提供しているBe Me心身解放セラピーは、お一人では気づきにくいその未解消の問題をガイドをしながらご一緒にゴール(出口)へと伴走していくセッションです。

気づいて生活習慣や考え方を修正していけば、もはや病気はお役御免となり必要なくなるために終わっていくのです。

これが命(いのち)のしくみであり、いのちを輝かせるための病気からの愛のメッセージなのです。

そこのところをセラピストはもちろんのこと、セラピーを受ける方にも理解して委ねていただけると、お互いのエネルギーが共鳴し合って、時に奇跡的な治癒や変容が起こることもあるのです。

ぜひ、そんな体験をご一緒しませんか?



一覧に戻る