直感とは何か?
それはズバリ潜在意識の奥からのメッセージです。
似たような用語で直観というのもありますが、この違いは何でしょうか。
英語で直観はintuition、過去の経験に基づいた即時的・論理的に認識する力ですね。
一方直感は英語でinspiration、感覚的に本質や道理・愛を感じとる力といえます。
また、顕在意識や潜在意識から即時に「読み解く」のが直観で、集合意識や超意識と呼ばれる領域から「受け取る」のが直感だといえましょう。
エネルギー的なものを扱うセラピストの場合は、この二つの【チョッカン】はどちらも必須です。
左脳が直観なら、右脳が直感
脳機能の面からみると、左脳にあたるのが直観で、右脳にあたるのが直感といえますね。
当然ですが、思考オンリーでも感覚頼りだけでもいけません。
左脳と右脳のバランス感覚が大切です。
それでも、現代社会では否応なく左脳を重視して働かせている傾向が否めませんよね。
そのため、右脳を活性化して直感力を強めていくトレーニングをすることも必要となります。
右脳を活性化することは、感じとる力を強化することであり、直感力を磨くことになります。
左脳的な直観は、経験を積めば積むほど研ぎ澄まされますから、セラピストはまず数稽古をして経験を蓄積することはもちろんとっても大事なことです。
その前提で云うと、セラピストになる人は左脳的な直観だけの分析と同じか、少し右脳優位くらいがちょうど良いのかもしれません。
直感はどうすれば磨いていけるか?
直感を磨くにあたり、まず最も重要なことは、自分(認識)を手放すことで直感の質が高められることを知っておくといいです。
自分の認識の中には、過去の経験に基づくエゴ(自分本位な感情)というのが存在しています。
「〇〇はどうせ××だから」といった思い込みや決めつけがあり、これがメンタルブロックとなって直感が降りてくるのを妨げていたりします。
このようなメンタルブロックは、両親からくるものもあれば、過去の自身の経験からくるものもあります。
そこのブロックとなっているエネルギーを手放していくことで、直感の曇りを減らしていくことができるし、受けとれるものも増えていきます。
からだ道場の「自分らしいセラピストへの道マスタープログラム」では、過去の体験を今後の健康と人生に活かす為に、【人生の棚卸し】というワークをお勧めしています。
この人生の棚卸しをすることで、仮に辛いとか嫌だと記憶していた体験に「あの体験があったからこそ、今の自分になれたんだ」という宝物のような教訓が見つかります。
この気づきと学びが起こることで、メンタルブロックが外れることもよく起こるんですね。
そしてまた、思考を止めて五感を研ぎ澄まして、自分の潜在意識の観念とつながりやすくするワークなどを実践すると、より直感力に磨きがかかってきます。
講座で教えているワークの一部を紹介します
まずは五感を研ぎ澄ませること。
目に見えるもの、聞こえること、体の感じ、匂いや味、それぞれのセンサーを全開にしていくことです。
たとえば外食でハンバーガーとラーメンのどっちが食べたいかと決める時、思考ではハンバーガーかなーと思ったとします。
そこで、今度は魂の声を聞くために、ラーメンを食べた感覚を五感でしっかりと感じます。
次にハンバーガーを食べた感覚を五感でしっかりと感じます。
そこで感じとったしっくり感の強い方が、ほんとうにその時に自分が欲していた感覚です。
この魂の感覚と体の感覚が一致してくると直感力の質が上がっていきます。
ポイントは、しっくり感覚と違和感の違いを意識して感じることですね。
まだ他にもありますが、日常ですぐに使えるので是非試してみてくださいね。
直感の必要なエネルギーワークをするにあたっての超重要なこと
それは、ご自身のチャクラが正中線上にしっかりと整列してエネルギーが循環していることです。
どれだけチャクラが開いて霊的な能力があるとしても、このチャクラがズレたところにあるとしたなら、自分の力に慢心したり幽界のヘンな階層とつながったりしてしまうので注意と自省が必要です。
またイーマ・サウンド®︎で言うところの第8チャクラ(第3の目と言われる眉間にある宇宙とつながるエネルギーの出入り口です)がズレていると、物質世界が全てと思う傾向が強くなったりするので、直感力が発揮しにくかったりします。
エネルギーワークをされるセラピストさんだけでなく、これから自分にあったセラピーで「人を癒してあげたい」「もっと社会に貢献できる人になりたい」と思っている方も、ぜひ一度はチャクラを整えることをお勧めします。