コラムColumn
- ヒトはなぜエクササイズを求めるのでしょう?
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- 2014/11/15
- コラム
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動物たちの体ってどうしてあんなに美しいんだろう?
僕たちヒトと何が違うんだろう?
実は、先日東京の上野動物園で1日動物の動きを観察してきたんですよ。
上野動物園といえばパンダですね。
そして、なんと西ローランドゴリラの群れが、ま近かで見られるのにはちょっと感動!
すぐ眼の前でシルバーバックが無心にえさを食っとりました。
ゴリラの足は人間と似ているようで違いますね。
カンガルーの足も歩くときと、走る(ジャンプ)ときで、使い方が違うんですよ。
走るときはつま先で、まさにバネが跳ねるように躍動的なのに、歩くときは両手をついてよっこいしょとべた足で移動します。
そして、えさの肺魚が近くに来るまで何時間もじっと動かないハシビロコウ
個人的にかっこいいと思っている白いけどなぜかクロサイ
カバを見たかったけど、お休み中だったので、ちょっと小さ目のコビトカバ
前にかかっていた注意書きが結構笑えたりして。
そんな感じで、1日いても飽きずに遊んでました。
で、感じたことが、冒頭に書いた
動物たちの体ってどうしてあんなに美しいんだろう?
ということなんです。
もし、仮にヒトが動物園の檻の中に何年も入れられていたとしたらどうでしょう。
ちょっとした思考実験ですよ。
おそらく、姿勢は歪み、本来あるべき身体の機能は衰えて美しくない姿にみえるんじゃないでしょうか。
そうすると、なぜ人間だけがエクササイズという行為をするのかがなんとなくわかる気がするんですね。
四足の哺乳類なんかも、遊びという意味でのエクササイズはするんでしょうが、平常大きく体が歪むということはなさそうなんです。
でも、ヒト特に現代人は、何もしなければ身体は歪んでいく傾向にあります。
それは、二足歩行という選択をしたことで、利き足ができたため、左右非対称の使い方をするようになったこともひとつの要因だろうと思います。
それだけではないでしょうが、ここではとにかくほっとくと身体のクセができちゃうということです。
そこで、左右をできるだけ対称にするような配慮が必要になってきますね。
だから、エクササイズや体操、ムーブメントということが僕らの日常に必要になってくるんです。
「いやいや、兄さん。わしら毎日忙しく動いてるし、1万歩以上歩いてまっせ。」
っておっしゃる方もいるかもしれませんが、それは運動ではありませんね。
労働です。
労働と運動は決定的に違うんです。
それは、自分のクセで動いているか、クセを修正するために動いているかですね。
「へーそうなの。ほな明日からジムに通って腹筋鍛えたらええんやね。」
あのねおっちゃん、ちょっと落ち着いて聞いてね。(^_^;)
そういうことじゃないんです。
もっと効果的で、楽しく身体を動かしながら、自分のクセの動きを修正できるいいエクササイズがあるんですよ。
おとうちゃん、このひとちゃっかり宣伝してるでぇー
ぼうず覚えときや。それがひとのためちゅうもんやで