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非線形の理解で新世界へワープできるのだ!
  • 2015/06/03
  • コラム

こんにちは、稲田です。

物事を理解する方法として、やさしいことから少しずつ難易度の高いものへと段階的に理解を深めていく。

これが、僕らが普通教えられるやり方ですね。

小学校でも中学高校でも、基礎から応用へという段階を経て学んでいきます。

これはこれで、間違ってはいませんよね。

非常にわかりやすいし、誰もが納得できる方法です。

このような理解のしかたを線形的理解といいます。

ただ、もう一方で、学校のようなカリキュラムに基ずく理解のしかたではない方法があるんです。

それは非線形の理解と言われるものです。

非線形というのは

———— 直線じゃなくて 〜〜波型なのかと思うかもしれませんが、これも直線的な連続の範ちゅうに入ります。

非線形とは、数学の概念なんですが、かんたんに言うと、

線形は足したり引いたりできる関係で、非線形はこの法則が当てはまらないものだそうです。

つまり

ぱっとひらめいたり、なるほど!と突然分かったりすることを非線形的な理解というんですね。

1から順番に積み上げていって9まで来て、やっと10がわかるという理解のしかたではないということですね。

なんでこんな話をしたかというと、先日のワークショップの後である参加者の方から以下のような相談をいただいたんですね。

立ち方について、自分の中でなかなか納得のいくメソッドがなくて、いろんなところに勉強に行っています。

それでも、これだという感覚をまだ得れていないんですが、何が一体正しいんでしょうか?

みたいな感じの質問でした。

この相談を聞きながら思ったのが、先ほどの非線形的な理解ということなんです。

僕はこの方の質問に対して、すぐに腑に落ちるような答えを与えることはできません。

というか、「いっぱい悩んでくださいね〜」みたいな超無責任な回答でした。

それは、今までに学んできたものがある時に全部つながる瞬間があると確信しているからなんです。

その時には、さっきまでもやもやと霧の中にいたような場所からジャンプして、別の領域へとワープするんですね。

それが、「あっ、そうか!」「わかった!」という世界です。

この理解のしかたがあるんだと知っていれば、今はわからなくても日々もやもやに打ちひしがれる必要はありませんね。

「いやいや、そう言われてもわからんものはいつまでたってもわからんままじゃないのー!」って思うあなたにヒントになるこんな動画がありますよ。

これはメトロノーム32個が、それぞれバラバラに動いているんですが、ある行為によって突然そろい出すんです。

なぜそろうのか、考えながら見てみてくださいね。



問題が起きている事象、この場合バラバラに勝手な動きをしているメトロノーム、に個々に対応するのは大変ですね。

32個ならなんとか順番に片づけていけばもしかするとできなくはないかもですが。

でも、それが100個となると大変ですね。

順番にかたずけていくこと、これが直線的な問題解決法です。

そうではなくて、先の動画のようにメトロノームを置いている台を揺らすことで、突然に全部がそろい出します。

これは個々に対処するような線形の解決法による変化ではありません。

いきなり変わっちゃうんですね。

一見関係のないようなの分野ことが、からだについての理解に結びつくひらめきを得ることもあるということです。

そして、このある時突然に起こったという変化は進化の過程においても見られる話です。

ヒトはある日突然に二足歩行を獲得したのかもしれないんです。

もしかすると今日一般に支持されているダーウィンの説いた自然選択説よりも、ラマルクの自然発生説のほうが本当なのかもね。

非線形的な理解がることを知っていれば、人生で起こる出来事すべてが学びの場になりますね。(^-^)/


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 呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ〜ん
 殻を破って新しい世界へワープっす!



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