コラム

Column

潜在意識の働きとイーマ・サウンドセラピー
  • 2024/05/01
  • イーマサウンド
イーマ・サウンドセラピーでは、見えない体(4つの階層のエネルギー体)のエネルギーフィールドに対して調整をおこないます。

しかしながら、同じようにエネルギーとしてとらえられることが多い「意識」、特に潜在意識に関してはあまり語られません。

イーマ・サウンドセラピーの創始者である松下幸訓先生からも、ことさらに潜在意識という用語を使われることはあまりないと感じています。

ですので、これからお話しする潜在意識とイーマ・サウンドセラピーとの関係についてはあくまでもからだ道場【猫の穴】独自の考察としてお読みください。

潜在意識のモデル


さて、潜在意識の話しといえば必ず出てくるのが氷山のモデルです。

海に浮かぶ氷山の海面に出ている部分が「顕在意識」、海面下に広がる隠れた部分を「潜在意識」と呼ぶことが多いです。

顕在意識は3%〜5%といわれ、残りの95%〜97%が潜在意識というのが一般的な言説ですが、もう少し深掘りして考えてみたいと思います。



まずは顕在意識から。

ふだん私たちは何かについて考えたり、自分の意志をもって行動したりしますが、その時に主に働く意識が顕在意識です。

理論的な考えや解釈、分析、推測、判断などはこの顕在意識がしているはずなので、自分がすべて気づけている思いと言い換えてもいいでしょう。

しかしながら、ふだんの私たちのほとんどは実はストーリーの世界という妄想・夢想、雑念のぼんやりした思いの中で生きていて、常に意識は外の世界に向いているようです。このことについてはまたの機会に考えていきます。

次に氷山の海面との境界線のところで浮いたり沈んだりしている部分がありますが、ここはいわゆる無意識と呼ばれるところです。

生存のために必要とされる意識で、自分では気づいていない癖や思考パターンなどはこの無意識レベルにあると考えられます。

さらにその下の氷山の部分が潜在意識の本丸に当たるわけですが、実際は一枚岩ではなくて上から下への階層状になっていて、下へいけばいくほどより深層の潜在意識へと降りてゆくのです。

そして、最後に氷山を浮かべている海、無限に広がる大海があります。

この大海こそ、生命のすべてを進化させ成長させる本質のエネルギーであり、いのちの源を司る情報場であり宇宙原理の発動するところです。本質の意識とか純粋意識とも呼ばれます。



大海の意識とつながっている私たちであるのになぜ?


私たちひとりひとりの意識が大海に浮かぶ小さな氷山なのだとしたら、誰もがみなこの大海の中から生まれきたわけですし、氷山が溶けるとまた海水になるように、私たちの意識もこの大海とつながっているのと同時にまたその一部でもあるわけです。

個としての氷山は、形も大きさもいろいろでつるっとしてたりデコボコもあったりしてで、一つとして全く同じものではないです。

この世界に生まれてきた私たちひとりひとりもまた、持って生まれた個性があり人と比べられない独自の才能がある固有の意識体です。そうでありながら大いなる生命場とつながったその一部でもあるんですね。

そう考えてみると、なんとなく力が湧いてきませんか?少なくとも私はそんな風に感じます。

しかしながら、そんな大海の意識と繋がった私たちであるのに、なぜか人生うまくいってなかったり、病気やからだの不調に悩まされていたり、精神的に安らぎを得られない日々を送っていたりするんでしょう。

私たちはみな、今生での自分の意志を発現するための設計図を持って生まれてきただけでなく、先祖代々から引き継がれた遺伝子情報を受け、また両親祖父母から受け継いだミトコンドリア系の習俗風習情報を受け、さらには占星術や数秘などで明かされる本来持って生まれた個性と才能の可能性の塊であるはずなのにです。

いったいこれはどういうことなんでしょう?

いのちの輝きを妨げるもの


本来なら潜在意識に封じ込められている可能性の塊である私たちの生命(いのち)は、大海である純粋意識の海に守られながらも、海面の顕在意識上に力強く解き放たれるのを待つ火山のマグマのようなエネルギーの塊です。



活火山なら、今生でいずれ輝かしく噴火できるでしょうが、いかんせん、私たちのほとんどが休火山状態で中には死火山のプロセスに入ってしまっている方もいます。

けれどもし今あなたが休火山状態であったとしても、そこから目覚めるエネルギーをもう一度ためて着火すればよいのです。

本来は活火山であったエネルギーの力を奪ってしまったもの、可能性のマグマの塊を冷やしてしまったもの、それが無意識レベルや潜在意識に溜め込まれたトラウマやメンタルブロック、そして抑圧されたビリーフやセルフイメージと呼ばれるものです。

これらを解放して、過去からの記憶に紐づいたネガティブな思いや感情をクリアにできたならば、大海のエネルギーとつながっている私たちなのですから、いのちの輝きを取り戻すことができるのではないでしょうか。

イーマ・サウンドセラピーとは、まさにそのような自分でも気づかない潜在意識の奥のほうに紐づいている黒い雲を消して光を当てようという試みを音と光と水を組み合わせたOtotronデバイスを用いておこなっているのです。



イーマ・サウンドセラピーで自分と空間の境界線がなくなる感覚


先日、イーマ・サウンドセラピーを受けに来られた方から、次のようなコメントをいただきました。

おはようございます
おかげさまで元気に過ごしています
今でも先日のセラピーは不思議な感覚でした…
自分と空間の境界線がなくなり空間に溶け込んでいる感覚、自分の身体が無くなり魂だけになるってこういうことかな?と
その感覚を意識すると心が落ち着きとても心地よいです
ありがとうございます

イーマ・サウンドセラピーの受け取り方は人によってさまざまで個人差はあります。また医療ではなくエネルギー調整をおこなうセラピーですので病気や症状改善を謳ってもいません。

それでも、潜在意識の奥にあって気づかなかった思いや感情が、直接メンタルに影響したり、巡り巡って肉体へと現れたりすることは最近少しづつ認知されてきています。

ですので、時には症状の大きな改善や、人生の問題となっていたことが解決に向かったりということも少なからず報告いただきます。

今回いただいたコメントは、まさにこのコラムで話した自己の潜在意識という氷山と大海の意識がつながっていて、その一部でもあるということを体験された事例なのかなと感じました。

仏教では四苦八苦といって、根本的な苦しみを四苦(生老病死)とプラス四苦(愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦)の八苦の苦しみを瞑想と深い哲理によって解脱に向かいます。


画像はhttps://hasunoha.jp/article/buddha/13より

イーマ・サウンドセラピーでは、ベッドに横たわっていただくだけで難しい修行は必要ありません。真剣に自分と向き合いいのちを輝かせたい!という意志があればどなたでも受けていただけます。

あなたへの扉はいつでも開けています、ノックされるその時まで。

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