コラムColumn
- 「気づいていない思いが、人生を動かしている」——潜在意識とイーマ・サウンドセラピーの話
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- 2024/05/01
- イーマサウンド
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「なんで自分はうまくいかないんだろう。」「同じことを何度も繰り返してしまう。」「頑張ってるのに、幸せになれない。」
そんな気持ちを抱えたことはありませんか?
もしそれらが、意識していない潜在意識から流れているものだとしたら…
本日はそんな潜在意識の形をなぞりながら、イーマ・サウンドセラピーがどんな風にそこに響くのかを話したいと思います。
氷山モデルで見る、私たちの意識
潜在意識を語るうえで、よく使われるのが「氷山」のたとえです。
海に浮かぶ氷山の、海面から出ているほんの一部が「顕在意識」。そして水面下の大部分、見えないけれど確かに存在している部分が「潜在意識」だと言われます。
この見えない領域には、過去の経験や記憶、感情、無意識の思考パターン、生き方の癖、そしてまだ気づかれていない“可能性の種”が眠っています。
氷山の最上部がふだんの意識(顕在意識)中間が“無意識”(自覚のない癖・反応)深層が“潜在意識”(感情や信念、人生のパターン)さらにその下に広がるのが、“純粋意識”や“生命の源”
…とでもいえば、少しイメージしやすくなるでしょうか。
この「大海」のような意識こそ、私たち一人ひとりが本来つながっているいのちの根源のフィールド。見えないけれど、誰もがそこから生まれ、そこへと還っていく大きな意識の場です。
なぜ私たちは“つながり”を忘れてしまうのか?
本来、私たちはみな「大海」ともいえる純粋意識とつながっている存在です。でも──そのことを“思い出せないまま”生きている人がほとんどです。
では、なぜつながれなくなってしまったのでしょうか?
その理由のひとつは、私たちの潜在意識に溜め込まれた「抑圧された感情」や「思い込み(ビリーフ)」です。
- 傷ついた経験
- 言えなかった気持ち
- “こうあるべき”と刷り込まれた価値観
- 大人になるために閉じ込めた子どもの頃の声
そういったものが、無意識のうちに私たちの“いのちの力”にフタをしてしまうのです。
それはまるで、マグマを冷やしてしまった休火山のように。でも本当は、あなたの中にはちゃんと「可能性」が生きています。そのエネルギーが内側にこもってしまっているだけなのです。
音が、深い層に届くとき
イーマ・サウンドセラピーでは、音と光と水を融合させた独自の音響デバイスを用い、からだの内側、さらにはエネルギー体に働きかけていきます。
そのとき起きているのは、単なる“リラックス”ではありません。
ときには何も考えられなくなり、
ときには深い安心感とともに涙がこぼれ、
ときには空間と一体になるような感覚が訪れる…。
これは、潜在意識の奥にあった“滞り”に光が届き、解けはじめたサインかもしれません。
実際、あるクライアントの方がこんな感想を寄せてくださいました:
自分と空間の境界がなくなり、溶け込んでいくような感覚がありました。
「魂だけになるって、こういうことかもしれない」って思ったんです。
それ以来、呼吸が深くなり、心が穏やかでいられる気がします。
この感覚は、顕在意識ではなかなか触れられない「深層」との再会です。
無理に何かを“変えよう”としなくても、内側から「戻ってくる」感覚。イーマ・サウンドセラピーは、そのための“音の旅”なのです。
自分を、再び生きるということ
あなたの中に眠っている“いのちの力”は、いまもずっと、目覚めるのを待っています。
「潜在意識を変えなきゃ」「トラウマをなんとかしなきゃ」
そんなふうに焦らなくても大丈夫です。まずは、自分を整える音に触れてみる。そして、深く息をして、力を抜く。
それだけで、見えない領域のバランスが少しずつ調律されていく。それが、イーマ・サウンドセラピーが目指す方向です。
いま感じている生きづらさや不調も、もしかしたら、“あなたの魂が出しているサイン”かもしれません。
あなた自身と、深くつながるために。
「もう、がんばらなくていいよ」そんなふうに、内側からふっと力が抜ける瞬間を、あなたにも感じてほしいと思っています。
もし、心や体の奥深くに“なにか”を抱えていると感じていたら、まずは一度、音とエネルギーに整えてもらう体験からはじめてみませんか。
※本記事は2025年6月に内容をリライト・再編集しました。