コラムColumn
- 足には3つの機能があるんだ
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- 2013/10/29
- イメージとからだ
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こんにちは、稲田です。
足はどのようにデザインされているか知っていますか?
僕たち人間の足は、生まれてから死ぬまでの一生を通じて、身体を運ぶ役目を果たしてくれていますね。
その役目を可能にするために、さまざまな工夫がされているのです。
でも、ほとんどの人はそんな足のデザインについて考えたことがないままです。
ところで、普段、足をよく使うとはどういうことかを理解しているでしょうか?
現代の日本という高度な文明社会で生きる僕らにとって、裸足でいるのは家でくつろいでいる時くらいですね。
家ではこのパンダのような状態ですなー(^▽^;)
靴というものに足を押し込めて、平らで固いアスファルトやフロアの上を歩くことが圧倒的に多いので、足に十分な刺激を与えられてないんですね。
いい悪いじゃなくて、文化的に進化発展してきたことの反面で、足の生理的な健康を犠牲にしてきたとも言えますね。
なので、姿勢や動きの基盤となる『足』の理解を深め、機能を体感することは、足を解放するだけでなく、体全体の健康増進にもつながっていきます。
足は26個の骨が集まって構成され、主に次のような機能があります。
・安定をもたらす基盤として
・弾力のあるリバウンド装置として
・歩行時の蹴り出しのテコとして
そして、足は背屈(伸展)—底屈(屈曲)、外転—内転、外反—内反という3つの面での動きが可能です。
この3つの動きが複合して、回外—回内という動きになるんですね。