コラムColumn
- 横隔膜を動かしてますか?
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- 2014/07/28
- からだの使い方
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こんにちは、稲田です。
前々回のブログで呼吸のお話をしてましたね。
次回は、よい呼吸が何をもたらすかについて、続きを書きますと宣言していました。
え〜、この暑さのせいでか
すっかり忘れてましたわー
なので、気を取りなおして続きを書いてみようと思います。よい呼吸を考える前に、逆にね、よくない呼吸ってどんなんでしょうかねー。
呼吸が浅い
これありますね。
じゃあ、浅いと何でいけないの?
- 酸素を充分摂取できない
- リラックスできない
- 見た目の姿がイケてない
- 内臓機能が低下する
- 首肩が緊張する
- 感情の状態も抑圧ぎみになる
などなどいろいろあげられますね。
では、浅くない呼吸というと、
深くてゆったりした呼吸になりますね。
よい呼吸の条件が深くてゆったりとした呼吸ができることなら、そのことによってどんないいことがあるんでしょう?
浅い呼吸の逆を考えればわかりますよね。
酸素をたくさん取り入れてエネルギーを生産します。
よりリラクゼーションを得られます。
姿勢がよくなりより魅力的になります。
より内臓のはたらきが丈夫になります。
その他にも
- 若々しくなる(実際長寿の方たちは、心肺機能がすぐれているそうです)
- 感情のぶれが少なく穏やかで安定する
などでしょうか。
浅い呼吸の一番の弊害というのは、肋骨を動かすために無駄なエネルギーを使い続けていることなんです。
これが、クセや習慣として身についてしまうと、その方の人生の後半は、身体の使い方の結果としていろんな問題が出てくるかもしれません。
そうならないためにはどないしたらええのん
それは、横隔膜の動きをしっかりと意識して動かしましょうねということなんです。浅い呼吸は横隔膜をうまく動かせていないから、無理して肋骨を動かそうとしてるんですね。
そして、体内の毒素は呼吸によってよく排泄・浄化されます。
横隔膜をうまく使ったよい呼吸する人では、よくない呼吸をする人に比べて十数倍も毒素排泄が多くできるそうですよ。
だから、まずは横隔膜をしっかり動かすことです。
えっ、横隔膜ってどこにあるのかわからへんって?
あー、そうだよねー。
これ、「膜」ってかいてあるから、温めた牛乳に膜が張ってるみたいなイメージの人も、もしかするといるかもね。
横隔膜って筋肉なんですよ。
焼肉用語でいうと、「ハラミ」とか「サガリ」とかいう部分です。
筋肉だから、長くなったり短くなったり、緊張したり弛緩したりします。詳しい動きはまた次回にまわしますが、(←忘れんなよ!)
よい呼吸の第一段階は、横隔膜が下に下りていって、お腹が前に膨らむことです。
お腹に空気が入ることじゃないよー。
この時に横隔膜は、短くなり緊張するんですね。
では簡単なワークを。
仰向けに寝て、お腹の上に紙を置いて、横隔膜の動きを意識しながら呼吸してみてください。
どんなことに気づきましたか?どんな身体感覚でしたか?
にゃんていいますか、やっぱ仰向けは寝にくいですにゃ