コラムColumn
- イーマサウンド・プラクティショナー(調律師)という仕事
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- 2020/12/01
- イーマサウンド
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からだ道場【猫の穴】では現在はエネルギー的なからだの調律に力を入れて活動しています。
イーマサウンドについては、これまでにも何度かお伝えしていますし、サイトにも書かせていただいていますね。
イーマサウンドという音の振動を使って、クライアントさんのエネルギー体・肉体を総合的に調律してヒーリングする者をイーマサウンド・プラクティショナーと呼びます。
以前は日本語読みで調律師と呼んでいて、個人的にはこっちの方がしっくりくるんですが。(キャットよりも猫^^)
イーマサウンド・プラクティショナーは、クライアントさんが持っているその方の本来の音色が出るように調律して、健康な状態になるよう導くお手伝いをしています。
けれども、けっして病気治しをしているわけではありません。
医師やセラピストなどの手助けもありますが、最終的に病気は本人にしか治せません。
そして病が治るためには、治る方向へと流れていくための本人の条件があるのです。
病というのは、その方の食事、運動、心の持ち方、生き方などのあらゆる面の中に、何らかの歪み(=宇宙法則に従っていない状態)があるため本来の力が出せない状態なのですね。
その歪みはその方のエネルギー体の形や流れとして現れていきます。
イーマサウンド・プラクティショナーは、そのエネルギー体の歪みを複合調和音として見つけられた音を使って戻し、自らの力で改善できるように導くことをやっているわけです。
治さないのが最良の治しかた?
イーマサウンドの創始者は、松下幸訓先生です。
松下先生は、英国の医師マナーズ博士が開発したサイマティック・セラピーをマナーズ博士の元で学ばれ、また共に研究してこられました。
その後、世界的には広く医療の現場で使われているサイマティックスの音をさらに進化させ、現代の環境に合う音にしたのがイーマサウンドです。
さて、松下幸訓先生の師匠のお一人に、沖ヨガの沖正弘氏がおられます。
沖正弘氏は、「治る」ということには3つの方法があるといわれたそうです。
一つは「治す」方法、2つには「治る」方法。
そして、3つめは「治さない」方法です。
そのうち最も高級なものが3番目の「治さない」方法なんだそうです。
東洋医学の鍼灸の教科書で『難経』という中国古代の医学書がありますが、その書物の中には、「上工は未病を治し、中工は已病を治す」という記述があります。
これは、上等の医者は未病のうちに治し、中程度の医者はすでに病気になってから治すという意味です。
また、西洋医学の父と呼ばれる古代ギリシャのヒポクラテスは、「人間は自然から遠ざかるほど病気になる」「誰でもからだの中に百人の名医がいる」といっていますね。
自然治癒力を発動させるという考え方はヒポクラテスからきているのだそうです。これら古代の東西の医学は、2つめの「治る」方法になりますね。
雲を取り払うと太陽の光が射す
では3番目の「治さない方法」とはなんでしょう?
「治さないから治る」って、そうはいっても、なんだか狐につままれたようでボンヤリとしか理解できなくないですか?
それは、前提条件を端折って表現されているからだと思います。
ではここで、私たちの肉体の覆っている見えないからだがエネルギー的に周囲に様々な雲をまとっている、とイメージしてみてください。
私たちは太陽の光を常に浴びていますが、白く薄い雲ならまだしも、黒い雲であれば光が遮られてしまいますね。
そして肉体のそこかしこに影を作ってしまいます。
本来の私たちは、それぞれに個性があり個性に見合った能力を持って生まれているのに、周りにできた黒い雲によって能力を最大限に発揮できない状態になっているんです。それらの雲がすべて祓われ消え去ったとしたら、ほっておいても太陽の光が燦々と差し込んできますよね。
この状態にすることを、「治さない」といっているのです。
つまり、音を浴びていることで、治そうともせず、自然治癒力を引き出そうともせず、ただ寝転んでいる状態、遊んでいる状態でいるだけ。
このような感じのイメージを表現して「治さない治し方」と言っているわけです。
あなたの意識の奥の奥に光を届ける
さて、イーマサウンド・プラクティショナーは、これまではこの雲を消してチャクラのズレを真ん中に戻すようにエネルギーの調律をしてきました。
次のステージではさらに進化したイーマサウンドの音も使います。
具体的には、感情やメンタルエネルギーに働きかける心理面に特化した音です。
これまで、何度も同じようなブロックに阻まれて先へとなかなか進めない。
いつも同じような苦しい感情や悩みが起こってしまい、どうしたら楽になれるのかわからない。
そのような方に対しても、つらい過去を掘り起こすことも、自分や他人を責めたり環境のせいにせずとも、エネルギー場が変わることで心身の調律が可能となります。
興味のある方はぜひ体験を受けに来ませんか?