なんとなく、生きてはいる。
仕事もしているし、誰かと話すこともある。
でもふと、ぽっかり空いたような感覚に気づくことはありませんか?
「ちゃんと生きてるはずなのに、生きてる実感がない」
そんな思いが胸の奥に沈んでいるような日々。
それは、“生きる力”のスイッチが、少しだけ遠のいているサインかもしれません。
感じることを、置き去りにしてきた
日々の暮らしの中で、わたしたちはたくさんのことを考え、選び、動いています。
その一方で、「感じる」ということは、いつの間にか後回しにされがちです。
感じたらつらくなる。
感じても、どうにもできない。
感じる暇なんてない。
そうして閉じ込めた感情たちは、やがて“無感覚”というかたちで、からだや心に影を落とします。
何も感じないことが、楽に思える日もある。
でも、その状態が続いていくと、少しずつ“生きてる感覚”まで、にぶくなってしまうのです。
震えは、生きている証
セラピーの中で、ときどきこんなことが起こります。
音やエネルギーの共鳴が深まった瞬間、
体がびくっと震えたり、涙があふれたり、胸の奥が熱くなったり。
その反応は、コントロールしようとしてもできません。
無意識の底で、何かが動き出す。
それはまるで、冬眠していた“生きる力”が、静かに目を覚ましはじめるような時間です。
感情が動くとき、体も同時に動く。
そのふるえは、あなたが生きているという確かな証でもあるのです。
エネルギーが流れ出すとき、人生が再び回り始める
“滞っていたもの”が流れ出すと、からだの感覚が変わります。
呼吸が深くなったり、体が自然と温かくなったり。
何をしたわけでもないのに、「やってみようかな」という気持ちがふっと湧いてくる。
それは、何かを“治した”からではなく、
あなたの中に元々あった“いのちの流れ”が戻ってきたからです。
わたしたちの心身は、感情とエネルギーでできています。
目には見えないけれど、その流れが止まったとき、
「生きること」そのものが、どこか遠く感じられてしまう。
でも、その流れは“思い出す”ことができるのです。
からだの奥深くで、眠っていた感覚が、再び目を覚まそうとしている。
もう一度、生きようと思えたときが、始まり
「もう一度、生きたい」
「わたしは、まだ終わってない」
そんな思いがふと胸をよぎったら、それはきっと合図です。
生きる力は、外から与えられるものではありません。
あなたの中に、ずっとあったもの。
ただ、長いあいだ忘れていただけ。
セラピーは、その力にもう一度“つながる”ための時間。
それは、押しつけでも、がんばりでもなく、
ただ静かに、“いのちの震え”を取り戻す場所なのです。
もし、最近なにも感じられないように思えていたとしても、
大丈夫。
その下には、まだ触れられていない震えが、そっと息をひそめて待っています。
“生きる”とは、感じること。
感じるとは、動き出すこと。
あなたのなかにある「生きる力」――
いま、静かに、流れ出そうとしていませんか。
▼その再起動のきっかけとして
イーマ・サウンドセラピーの体験セッションをご用意しています
「聴く」のではなく、「響く」ことで目覚めるエネルギーを、ぜひ体感してみてください。