コラムColumn
- 首を「いやいや」する動きってどんなの
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- 2013/08/19
- イメージとからだ
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こんにちは、稲田です。
もう言いたくないっ!てゆうくらい毎日暑いですね〜((>д<))
お盆休みはいかが過ごされたでしょうか?
こんなところでず〜と涼んでいたいですね。
さて、環椎と軸椎で作られる動きは首を「いやいや」する動きといいました。
今日はこの動きをもう少し詳しく探求してみましょう。
首の回旋の50%は、頭と環椎が軸椎の上で回旋する動きです。
頭を回して、環椎と軸椎がスライドしているところをイメージしてみましょう。
軸椎の上で回旋する際、頭と環椎の動きはひとつになっていますよね。
「いやいや」する時、環椎の横突起と軸椎の棘突起が近づいたり離れたりします。
今度は、軸椎の歯突起を中心に回旋の動きをみてみましょう。
環椎は歯突起の周りをカウンターローテーションしているとイメージします。
頭を回すと、軸椎上で環椎はスクリューダウン、つまり下に向かってネジを締めるように短くなる動きをします。
他の背骨の椎骨もすべて、回旋の動きにはスクリューダウンするのですが、これには椎間板のねじれの動きが関係しています。
環椎と軸椎には椎間板がないので、スクリューダウンの動きは軸椎の肩にあたる部分が傾いているためにおこるんです。
この動きによって、神経や血管が引っ張られるのを防ぎ、脊髄にダメージを与えないようにしてるんですね。
では、首全体を回転させ、スクリューダウン(短くなる)するのをイメージしましょう。
元の正面に戻る時、こんどは長くなるとイメージします。
これを両側とも数回おこなって、首の長さに意識を向けてみましょう。
どんな感じがしますか?