コラムColumn
- 統合するってどういうこと?
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- 2014/09/01
- からだとこころ
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こんにちは、稲田です。
今日は「統合する」ということについて書いてみます。
何気なく使っている言葉ですが、「統合する」ってどういうことかわかりますか?
感じてわかるからだのしくみの講座では、体(ボディ)と心・頭(マインド)を繋げることで変化を感じてもらうワークをします。
そして本来の動きを体現したあとは、統合ウォークをしながら身体感覚の深層にしっかりと落とし込んでいくんですね。
つまり心身の統合とは、からだとこころを繋げて全体としての身体の存在を再構築することなんですね。
私たちは普段そのほとんどを、無意識に行われている脳レベルでの統合に支配されがちです。
どういうことかというと、体からの膨大な情報が、自分でも知らないうちに脳に流れ続けている状態になってるんです。
この流れとは逆に、体レベルでの統合というのがあります。
これは、普段脳で行っている情報処理を、体のほうに下ろしてくるからできる、より生命(いのち)本質に向かうような統合のレベルなんですね。
脳(大脳皮質)レベルでの統合をAとしましょう。
そして、体レベルでの統合をBとしますね。
AとBを比べると、10:1くらいの比率でAが勝っています。
つまり、普段私たちは、ある種の思い込みや決めつけや、レッテル貼りを通して頭で判断したことを元に感覚を感じていることが多いわけです。
Aに慣れ親しんでいるために、Bの体レベルで統合するという行為は、ちょっとした訓練が必要になってくるんですね。
そのちょっとしたコツというか、大切なポイントが、
「いま、ここ」の感覚に意識を向ける
ということなんです。その時々の状況を感じ、豊かな情報をその場でからだで味わいながら判断できるということです。
この統合レベルを訓練すると、感覚から脳へというAとは逆の流れが鍛えられ、身体感覚から物事を判断したり、本来の正しい動きを取り戻したりできるようになります。
もともと、身体感覚というのは、日本人は得意なんですよ。
日本人は、世界的にも触覚に敏感な民族と言われていて、言葉の数にもそれが表れています。
オノマトペと言って、擬態語のことをそういいますね。
さらさら・ねばねば・とろーり・ふんわり・じょりじょりなど、触覚に関する言葉を豊富にもっている日本語民族なんですね。
だからこそ、日本人は繊細で他者の心情を気遣うことができると世界で評価される民族性があるのかも知れません。
ただし、日本人は人と肌と肌で触れあうのは苦手。
握手やハグの習慣がないので、せっかくの敏感な皮膚感覚が宝の持ち腐れです。
みなさん、もっとハグし合いましょう!^^
ちょっと脱線しましたが、いままでの慣れ親しんできた体の使い方の癖を修正するためには、体レベルでの統合が必要です。
マインドの面においても、固定観念によるレッテル貼りをやめ、無意識のうちに行っている物事への意識の向け方を変えるには、体で感じることが大切です。
からだ道場では、体レベルの統合を行うよい方法としてイメジェリー(imagery)やゼロメディテーションを使って、意識を「いまーここ」にフォーカスする訓練を行っています。''
また、イーマサウンドを使ったエネルギーフィールドの調律によって、体ー心ー魂の統合を誰もが体感できる音響振動療法を提供していますよ。
むにゃむにゃ、ハグしちゃうのら〜