コラムColumn
- まずは自分と向き合うことから始めよう!
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- 2015/01/13
- からだの使い方
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こんにちは、稲田です。
僕たちのような治療家やセラピスト・インストラクターをお仕事をにしている者にとって、心に留めておいたほうがいいことがあるんですが。。
何だと思いますか?
専門的な知識やスキルをどこで学ぶかですか?
解剖学的な基礎を身につけることですか?
いろんなクライアントに対応できるコミュニケーション力ですか?
集客やマーケティングの知識ですか?
もちろん、これらはお仕事をしていくに当って大切なものですね。
でも、もっと根本にある大切なこと
それは、
自分自身と向き合うことだと思います。
なんじゃそれ?って思いましたか
なんで、こんなことを言うかというと、
僕らのような対人支援に関わるお仕事では、ついついクライアントさんのからだの状態やクライアントさんが直面している人生に意識が向いてしまいがちだからです。
どういうことかっていうとね、
僕らは、自分のことは後回しにしてでも、クライアントさんの役に立ちたいと思っちゃう人種なんですよ。
やさしい気持ちの持ち主が多いんですよね。(*^.^*) (←自分でゆーな!)
なんとかしてこの患者さんを治してあげたい!
このお客さんに喜んでもらいたい!
このクライアントさんの人生変えてあげたい!
そんな気持ちが強いので、いろんな勉強をするときも、
この学んだスキルをどうやってクライアントさんに提供できるかなー、などと考えながら講座を受けていたりするんですね。
素晴らしい気持ちではあるんですが、その挙句、
治療家なのに腰痛持ち、
セラピストやインストラクターで肩こりや痛みを抱えているのはあたりまえ、
身体の専門家なのに、自分の身体はボロボロ、みたいな人もいますよね。 (><;)
困った人の役に立てるなら、我が身を削ってでもやるのが本望と思えるならそれもいいです。
一時的に、痛みを感じる経験があることで学べることも確かにあります。
人生のある局面では、そのような事が必要なことってありますからね。
知り合いのダンサーで怪我で踊れなくなったことがきっかけで、身体の正しい使い方に目覚め、ダンサー向けのからだの使い方を指導するようになった方もいらっしゃいます。
でも、長期的にはそのような自己犠牲的な在り方はどこかズレているような気がするんですよ。
施術する者が正しい体の使い方ができてなければ、そりゃ体を壊します。
それに、施術の効果からみても、自分の身体が緊張していれば相手の体も少なからず硬くなります。
体を壊せば仕事を長く続けられないので、長い目で見るとクライアントさんの役に立てなくなりますよね。
これはインストラクターの方にも同じことが言えると思います。
自分自身と向き合う
自分自身の体とこころと向き合う
ひいては、自分の人生と真剣に向き合うこと
人生というと、ふろしきを広げ過ぎかもしれないので、動きの面だけをとってみてもそうですよ。
クライアントさんの動きを良くする前に、自分自身の動きをより良くしませんか?
まず自分のからだと向き合って、より良く動くとはどういうことなのか?
自分自身の体を使い、実際に自分で体現することを基本に鍛錬されるといいですよ。
自分の体をまずよりよくすることを通して、クライアントさんにもより説得力のある指導ができると思うんです。
なんども言いますが、からだの専門家が、自分のからだがボロボロでは本末転倒ですもんね。
自分のからだと向き合い始めると、からだはいろんなことを教えてくれていることに気づくはずです。
からだの声に耳を傾ける機会をもって、からだが教えてくれることをひとつひとつクリアにしていくと、きっと新しい発見がありますよ!
もし、その感覚がよくわからないという方は、見えないからだであるあなたのエネルギーフィールドを整えることもオススメです。
エネルギーフィールドの調整については、こちらのイーマサウンドのページをご覧くださいね。
ふーっ、極楽極楽
自分と向き合うのはこげんとこが一番じゃ