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- ミトコンドリアって流行っていますけど
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- 2018/02/13
- コラム
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ミトコンドリアって何?
ミトコンドリアって知ってますか?
中学の理科で習った細胞の中にいるゾウリムシみたいなやつです。
ミトコンドリアは細胞の中にある器官で様々なはたらきをしていますが、一番大きな役目はエネルギーを作る仕事です。
あなたが今吸い込んだ酸素と、食事から摂取した栄養素からエネルギーを作り出すのですね。
私たちの体は37兆個の細胞からできていると言われますが、このミトコンドリアでエネルギーを作れるかどうかはとても大事なことなのです。
細胞内は、地球が誕生した頃の古代の海の成分であったマグネシウムやカリウムが主な成分です。
ミトコンドリアがエネルギーを作る環境としても、マグネシウムやカリウム、そしてビタミンB群といった栄養素が必要になります。
最近の不妊治療にまつわる高度生殖医療
最近の不妊治療にまつわる研究発表によると、「卵子にミトコンドリアを移植する」ことで体外受精の成功率を高めようという試みがされているようです。
これは、腹腔鏡手術で患者さんの卵巣にあるとされる卵子前駆細胞からミトコンドリアを抽出して、体外受精の時に卵子に精子と共に注入するというものだそうです。
以下に抜粋
2月から27?46歳の女性25人を対象に卵巣の細胞を採取。6人でミトコンドリアを注入した受精卵を子宮に戻し、27歳と33歳の2人が妊娠した。 この移植が妊娠につながったかは不明という。費用として250万円を負担する。
しかし、ミトコンドリアが増えてもしっかりと仕事をしてくれて細胞が元気になるためには栄養素がないとエネルギーは作れないんですよね。
目的は細胞の生命力を上げることにあるわけですから、ミトコンドリアの数を増やしただけでは問題の解決にはなりません。
ミトコンドリアを活性化してあげる必要があります。
そのためには細胞内の環境をいかにいい状態に保てるかがカギとなってくるのです。
このことは不妊治療(妊活)だけの話ではなくて、健康全般に関係するところですね。
からだ道場の学びと施術で細胞を元気にする
からだ道場【猫の穴】では、細胞を元気にするために自分でできるセルフケアの実践法を提案しています。
- 手あてによる内臓のはたらきの力を高めること
- 音響振動による細胞浄化や細胞再生を促すこと
- 活動量を増やすためのしなやかに動けること
これらは全てミトコンドリアを活性化させる助けになるものです。
からだの底力をつけていくということなんですね。
食べているものを変えることも大事
マグネシウムやビタミンB群は重要ですが、バランスよく取らないと体の中で機能しません。
まず調味料やお米を精製されていないものや添加物が入っていないものに変えてみることをオススメします。
孫はやさしい子(まごわやさしいこ)
ま(豆類)
ご(ごま等の種類)
わ(わかめ等の海藻)
や(野菜)
さ(魚等の動物性たんぱく質)
し(しいたけ等のきのこ類)
い(いも類等の穀物)
こ(酵素、発酵食品)以上のようなものを意識してバランスよく、そして楽しく食事を摂ると細胞が喜びますよ!