
コラムColumn
- 整うとは、“戻ること”——イーマ・サウンドが導くエネルギーの調和
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- 2025/11/04
- 音・エネルギー・イーマサウンド
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「整える」って、どういうことだろう。
最近では、心も体も“整える”という言葉をよく聞きます。
でも、ただリラックスすることでも、頑張って鍛えることでもない。
それはもっと、自然のリズムに戻ることに近いのかもしれません。
日々、私たちの体や心は、たくさんの情報やストレスにさらされています。
知らず知らずのうちに、呼吸は浅くなり、筋肉は緊張し、思考は早回しになっていく。
そうして少しずつ、“本来のリズム”からズレていくのです。
生命はリズムと共鳴でできている
人の体は、60兆個以上の細胞でできているといわれています。
そのひとつひとつが、実は小さな楽器のように“振動”しています。
細胞の中のタンパク質も、常に微細な波を生み出し、互いに共鳴しながら働いている。
呼吸、心拍、ホルモン、脳波──どれもが「リズム」でできているのです。
このリズムがそろっている状態を、コヒーレンス(整合・共鳴)と呼びます。
逆に、ストレスや過労、感情の揺れが続くと、この秩序が乱れ、
細胞たちが“同じ曲を奏でられなくなる”ような状態になります。
でも、それは壊れたわけではありません。
ただ、一時的に「波の調子」が崩れているだけ。
だからこそ、もう一度そのリズムを“思い出す”ことができれば、
私たちは自然と整い始めるのです。
エネルギーが乱れるとき、何が起きているのか
人の心や体に起こる不調の多くは、
この「波の乱れ」と関係しています。
ストレスや不安が強いとき、
からだは生存本能モードに入り、常に緊張した状態になります。
交感神経が優位になり、血流が早く呼吸は浅くなり、
“全身の音”がバラバラに響くようになるのです。
それが続くと、やがて「疲れが抜けない」「眠れない」「気力が出ない」といった
“エネルギーの滞り”として現れてきます。
でも、ここで大切なのでもう一度言いますが、
「何かが壊れた」わけではないということ。
ただ一時的に、波が乱れているだけなのです。
イーマ・サウンドセラピーが整える“場”
イーマ・サウンドセラピーは、音と光の波動・周波数の力で
この“波”を静かに整えるセラピーです。
音は、私たちの体内の水分や細胞膜をやさしく振動させ、
滞っていたエネルギーを少しずつほどいていきます。
まるで、指揮者が乱れたオーケストラの不協和な状態を、もう一度チューニングしていくように。
「癒し」とは、外から何かを加えることではなく、
波の位相を合わせること。
音が共鳴を通じて、あなたの中の“本来の秩序”を思い出させるのです。
そしてまた、セラピスト自身が整った状態で在ることも、とても大切です。
それは、発するエネルギーの“場”が、クライアントさんの体の波と共鳴するからです。
このように整った場に身を置くだけで、私たちの体は自然と「戻ろう」とする力を取り戻します。

整うとは、“何かをする”ことではなく、“戻ること”
音によるセラピーやヒーリングとは、修理をするのではなく調律をしているのです。
壊れた部分を直すのではなく、全体の響きを整えること。
なぜなら生命とは本来、秩序とリズムの中で動いている存在だからです。
整えることは、取り繕うことでも、無理に変えることでもありません。
静かに音に身を委ねるとき、
からだの奥で「もう大丈夫」という声が、
小さく響き始めることがあります。
その瞬間、あなたの中で“何かが戻る”のです。
それは懐かしい安堵のような、
自分という存在の“本来の音”に還る感覚なのかもしれません。
イーマ・サウンドセラピー体験セッションのご案内
もし今、
「いろいろやってるけど調子がいまいち」「いつもどこかが緊張している」
そんな感覚があるなら、
それはエネルギーの“波”が乱れているからかもしれません。
イーマ・サウンドセラピーは、音と光の周波数の力で、
あなたの中に眠る“調和のリズム”を呼び覚まします。
整うとは、治すことではなく、本来の自分に戻ること。
音の波に包まれる時間の中で、
あなたのいのちが奏でる“静かな音楽”を、
もう一度聴いてみませんか。

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京都市にある『からだ道場 猫の穴』は、言葉にしづらい不調や、説明のつかないつらさを抱えているあなたに、じっくりと寄り添うためのセラピーサロンです。
医療や他の代替療法では届かなかった場所に、やさしく、でも確かに響いていく──
それが、私の目指す「調律」です。



