コラムColumn
- 見えないからだを調律する
-
- 2018/01/06
- イーマサウンド
-
生命場である鋳型が肉体を作る
英国の医師マナーズ博士は人類の医療の発展に寄与するために、サイマティクスの実験から多大な影響を受けてサイマティク・セラピーを開発しました。
サイマティクスというのは、砂や水などの媒質によって物体の固有振動や音を可視化することを表す言葉で、スイスの物理学者ハンス・ジェニーによって提唱されました。
マナーズ博士は音の発する微細なエネルギーを使って、からだが本来持っている自己治癒能力を活性化する方法を確立されたのです。
この微細エネルギーといわれるものは、生命体では生体エネルギーと呼ばれたり生命場と呼ばれたりします。
一般的に「からだ」というと、目に見える肉体のことを指します。
けれども、自然界には目に見えないものが沢山あります。
たとえば空気は目には見えないけれど、空気がなければ数分で息の根が止まってしまいます。
スマホなどの通信機器や便利な家電製品の恩恵を受けられるのも、目には見えない電波が飛んでいるからです。
「からだ」においても心・精神・思考・魂などは、すべて目には見えませんが、それらが存在することは本当は万人が認めるところでしょう。
マナーズ博士のサイマティク・セラピーは、
「人体とは、生体エネルギー場という鋳型がまずあって、その次に目に見える肉体が作られている。」という仮説に基づいたエネルギーの調律をやっていたのです。
生体エネルギーを証明した二人の先駆者
1940年代に、このエネルギー体の存在を証明した二人の人物がいました。
一人は、エール大学の神経解剖学者ハロルド・サクストン・バー博士。
もう一人は、ロシアの電気技師セミョーン・キルリアン氏です。
バー博士は、サンショウウオのからだを取り巻く電場の形態を調べた結果、その電場がすでに未受精卵の時期に生じていることを発見しました。
また、草木の新芽のまわりにある電場を調べてみると、元の種の形ではなく、すでに成長後の草木の形を示していたのだそうです。
ロシア人のキルリアンは、キルリアン写真でご存知の方も多いですが、高電圧写真を用いて動植物のからだを調べる方法を最初に開発した人です。
その中でも、植物の葉のまわりに生じる放電パターンの写真は「ファントムリーフ(幻葉)効果」と言われる現象で、葉の切断された部分が物理的に破壊されているにもかかわらず、写真には全体像が写っているのです。
キルリアンの撮影したこの現象やバー博士の研究は、、生体エネルギーが情報を保存した鋳型としてはたらいていることの証拠になるものです。
二人の研究者とも、彼らが生きた時代では生命場の存在などは当時主流の医学や生物学の枠の中ではなかなか理解されずに冷遇されていました。
ですが、ようやく最近の科学研究の流れが彼らの業績を再評価し始めているのです。
エネルギー医学の詳細はこちらの本が参考になりますよ。
イーマサウンド®︎の音の原理は、マナーズ博士のサイマティクス・セラピーを継承した松下幸訓氏によってさらに進化発展させた音源を使っています。将来的には、健康分野のみならず農業や環境分野にまで活用可能な技術として、生体エネルギー研究の最先端をリードしていくと期待されていますよ。