テクノストレスによる眼精疲労と全身のトラブルについて

   

   

この20年くらいの間にパソコンが一般に普及し、携帯電話やスマートフォンは現代生活に欠かせないものとなって、情報を瞬時に受け取ることができる環境となってきました。

そのことにより、多くの恩恵を受け取ることができる反面、私たちは知らないうちに目を酷使し続けています。

パソコンやスマートフォン、テレビなどのディスプレイ画面を長時間見る生活が今や普通のこととなってきているのですね。

VDT症候群

ディスプレイ画面のことを総称してVDT(Visual Display Terminal : 画像表示端末)といいます。

この目を酷使することによって引き起こされる心身のさまざまな不調は、VDT症候群と呼ばれており、別名ではテクノストレス眼症ともいわれます。

私たち人間には五感の一つである視覚がありますが、この視覚の入力機能に低下と異常が起こって、脳が正しく内外の状況を感知できなくなり、自律神経のバランスが崩れさまざまな症状が引き起こされるのです。

目の疲労から引き起こされるさまざまな症状とは

目の症状としては

近年、日本人の1000万人以上に上ると推定されているのがドライアイです。

ドライアイとは、涙の分泌が低下したり、涙の蒸発が多くなるために眼球が乾燥する病気です。

  • 目がゴロゴロする
  • 目が開けにくい
  • まぶしい
  • 目がかゆい

といった症状が現れ、ひどくなると角膜が傷ついたり、細菌に感染しやすくなります。

目の症状としては、ドライアイ以外にも目の充血や視力低下もよく起こります。

体の症状としては

  • 首肩腰のこり、だるさ、痛み
  • 頭痛
  • 手足のしびれ

などの症状がみられます。

精神面の症状としては

  • 食欲減退
  • イライラ感
  • 吐き気
  • 不安感
  • 抑うつ

などの症状がみられます。

このように、単に目の症状だけでなく、全身にも影響が出てくるのがVTR症候群の特徴です。

目の構造と働きからみた目のトラブル

目は以下の図のような構造と働きをしています。

水晶体というカメラのレンズに当たる部分の厚さを調節しているのが毛様体筋(もうようたいきん)です。

この毛様体筋が伸び縮みをして、遠くにあるものを見るときは水晶体を薄くするために毛様体筋を緩めます。

近くのものを見るときは、水晶体を厚くするために毛様体筋を縮めるのです。

ですからパソコンやスマホ、ゲーム機のディスプレイ画面を近くで見続けていると、毛様体筋は縮んだままになり焦点が合いにくく目に大きな負担をかけ続けてしまうのです。

目の不調の予防と解消法

パソコンをよく使う人のための対策

パソコンで長時間の作業を行うときは、こまめに小休止を取ったり、ストレッチ体操をしたり、遠くの景色を見たりして目の疲れを取ることは必要ですね。

光の量を調節するために、パソコン用のブルーライトカットできるメガネを着けることもオススメです。

また、眼精疲労や首の疲れを取るために、両手を上に伸ばして手のグーパー運動や

アキレス腱を指でつまんで刺激したりアキレス腱のストレッチをすることも効果的です。

スマホやタブレットをよく使う人のための対策

暗い部屋でスマホを使うのは、目に対する負担が大きいいのでやめましょう。

文字サイズを大きくしたり、ズーム機能をうまく使って顔を近づけて見なくて済むように工夫してみましょう。

セルフケアとして以下のこともオススメです

目が疲れたら蒸しタオルを目に当てて血流を良くしてあげたり、左右の目尻の指二本外側のくぼんだところに軽~く指を触れて、1分間ほどゆっくりと呼吸をするのも有効ですよ。

しばらく目を休めたり睡眠をとっても目や全身的な症状が治らないときは、自律神経のバランスを改善する施術を受けてみることもおすすめします。

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電話075-344-6750
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